高電圧電気機器の絶縁劣化判定方法の一つとして、部分放電の測定は、非常に有効であることが知られています。
本器は部分放電の測定に際し、供試物及び結合コンデンサーと検出器で構成される試験回路の共振周波数を、部分放電測定器の同調周波数に同調させることにより、高感度の部分放電測定ができるように開発された、検出器です。
本器は絶縁形高周波シールドトランスを内蔵しているため、接地側からの雑音を受けにくくなっています。又、試験回路の充電電流を測定器内に引き込むことがないので安全な測定が可能です。
定格共振容量値(周波数400kHZに於いて) | 0〜10,000pF(12レンジ) |
適合負荷インピーダンス | 50Ω最大入力電流 AC1A(RMS) |
絶縁抵抗及び耐電圧
(入力端子、ケース一括−出力端子間) |
100M以上/DC500VΩ、AC1500V/1分間 |
寸法、重量 | L=200±2、W=120±1.2、H=60±1.2mm(突出部を含まず)、約700g |
環境条件 | 動作温度0℃〜50℃、動作湿度85%以下、屋内使用 |
付属品 | ||
接続ケーブル | 両端BNC(P3)、3C-2V50cm | 1 |
ワニグチプローブ | 片端BNC(J3)、片端リード付ワニグチクリップ、3C-2V10cm | 1 |
ワニグチリード | 片端矢型チップ、片端ワニグチクリップ、リード30cm(赤黒2本1組) | 1 |
取扱説明書 | 1 | |
試験成績書 | 1 |
Cx=Ck(F) | 100p | 1000p | 0.01μ | 0.1μ |
CD−5単独 | 0.5pC | 0.9pC | 11pC | 130pC |
(CD-5)+(DI-21) | 0.4pC | 0.5pC | 1.6pC | 30pC |
(1)本器とCD-5接続用 | 両端BNC(P3)コネクタ、3D-2V10m |
IMT-1-2K形インピーダンス変換器(CD-5用) | |
片端BNC(P3)コネクタ、片端4Pコネクタ、3C-2V1m | |
(2)本器とND-1接続用 | 両端BNC(P3)コネクタ、3D-2V10m(マーク付) |
IMT-1-2K形インピーダンス変換器(CD-5用) | |
片端BNC(P3)コネクタ、片端4Pコネクタ、3C-2V1m(マーク付) | |
(3)本器とBL-1接続用 | 両端BNC(P3)コネクタ、3D-2V10m(マークなしとマーク付2本1組) |
IMT-1-1K形インピーダンス変換器×2(BL-1用) | |
両端BNC(P3)コネクタ、3C-2V1m(マークなしとマーク付2本1組) |