部分放電測定プログラムCD-6AU

 部分放電測定プログラムCD-6AUは当社製部分放電測定器CD-6と電圧測定ユニットACU-1を使用して、部分放電測定を自動的に行うためのプログラムです。
 動作環境はWINDOWS 9X、XP、7、8で、パソコンと測定器のインターフェイスはRS232-Cまたは変換アダプターでUSB可。

 機能1 部分放電測定器CD-6のリモートコントロール
 パソコンの画面上にCD-6のパネル面と同様のウインドウを表示し、マウスでボタンをクリックすることにより、CD-6のアッテネッター及びレートメーターのレンジを切り換えることができます。
 また、CD-6のアッテネッター及びレートメーターのレンジの切り換えをオートレンジにすることができます。

 機能2 CD-6及びACU-1の測定値の読み取り
 パソコンの画面上にCD-6のメーターと同様な表示を行い、測定値を表示します。また、ACU-1のディジタルメーターと同様な表示をし、試験電圧の測定値を表示します。測定のサンプル間隔は、「MIN」、「100ms」、「200ms」、「500ms」の4種類の設定ができます。

 機能3 測定値のグラフ表示
 CD-6のレートメーター値及びピークメーター値及びACU-1の試験電圧値を縦軸とし、時間を横軸にしたグラフを表示します(T-QNVグラフ)。また、CD-6のピークメーター値を縦軸とし、ACU-1の試験電圧値を横軸にしたグラフを表示します(V-Qグラフ)。グラフ画面をクリップボードにコピーして、他のアプリケーションに貼り付けることができます。

 機能4 開始電圧、消滅電圧の測定ができます。
 設定電荷、開始頻度をせっていすることにより、開始電圧、消滅電圧の測定ができます。またCSVファイルで保存できます。

 機能5 Q-N測定・グラフ表示
 Q-N測定は、各pC値を越えた、レートメーター値を測定し棒グラフで現します。INPUT ATT=1/1から始め、INPUT ATT=1/1000まで、INPUT ATTを減衰させながらレートメーター値を測定します。この動作をLoop回数繰り返します。
 レートメーター値を縦軸とし、pC値を横軸にしたグラフを表示します(Q-Nグラフ)。グラフ画面をクリップボードにコピーして、他のアプリケーションに貼り付けることができます。

 機能6 測定値の保存
 各測定値をファイルに保存します。ファイル形式はCSV形式です。エクセル等の表計算ソフトで読み込むことができます。ファイルサイズには、制限をつけていませんので、長時間連続測定が可能です。

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